日本語教師タイムシフトブログ(3年前の日記)

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help RSS 2004年6月15日(火)「テ形の歌(雪山賛歌バージョン)」

<<   作成日時 : 2007/12/12 02:43   >>

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突然の嵐に巻き込まれたような初めての日本語教師の仕事、今回の大津の短期コースも3週目に入り、折り返しを過ぎて先が見えてきた。息切れしながらもなんとか走り続けているといったところだ。
今日の午前の3組は初級前半のハイライト、「テ形」の指導があたっている。昨日の午後の授業から「みんなの日本語」14課に入り、動詞のグループ分けと、GU、GVとGTの「〜します→〜して」まで、担任の先生が導入済み。つまりマス形の「ます」を「て」に変えてテ形ができるものは終わっている。
それを受けて、今日私がするのはGTの残り。「いちり」→「って」/「にびみ」→「んで」/「き」→「いて」/「ぎ」→「いで」というテ形の作り方だ。この段階の学習者にとって一番の山場となるところだ。教える方も気合が入る。
発音練習や漢字テスト、宿題の回収などいつものように朝の一連の段取りを終え、授業に入る。まずは昨日の復習から。動詞のグループ分け、GU、GVとGTの「〜します→〜して」と確認していく。「起きます、見ます、います、借ります」、例外の「i−マス」GUも忘れず確認。今日の学習項目を確実に理解させるためには、まず学習者達の頭を昨日の授業直後の状態に戻さなければ。
十分復習した後、養成講座で習ったとおりの順序で「き」→「いて」/「ぎ」→「いで」から導入。ここでも忘れてはならないのが例外の「行きます」→「行って」。その後「いちり」→「って」/「にびみ」→「んで」と順番に導入していった。この時間はとにかく「テ形」の定着が目標だが、ひたすら変形練習では単調になるので、変形規則の変わり目に文単位のドリルや、副詞の導入なども織り交ぜた。
全部の作り方の導入が終わってまとめのときに、養成講座の宿題で模造紙で作った「テ形の表」が、実際役に立った。ただ、その表を貼ってから、まとめじゃなくて導入のときからもっと活用すべきだったということに気がついた。
さすがにこれだけの変形規則を導入すると、学習者達も四苦八苦している様子だ。GTの変形規則やグループをミックスしての変形練習でもすぐに出てこない。そこでその時までやろうかどうしようか決めていなかった「て形の歌(雪山賛歌バージョン)」をやった。実は私自身その歌がうろ覚えだったので、今朝講師室で他の講師に一応確認しておいた。学習者達の前で歌い出すのも勇気がいったが、思い切って「いちりって〜にびみんで〜」と歌ってみせると、四苦八苦していた学習者達の表情がぱっと明るくなり、予想以上の反応でくいついてきた。覚えるまで数回みんなで歌ったあと、最後にもう一度、ミックスの変形練習をやったら、やはりそれなりの効果は表れた。明らかに反応が早くなっている。ちょっと盛り上がって授業のいいアクセントになったし、やっぱり思い切って歌ってよかった。
今日の午後は授業はない。所外学習で京都市内の大学へ行って、実際に日本人の大学生にインタビューするという課題をする。私も5組の引率だった。

日本語教育のことなら、アルクにおまかせ。

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